株式会社祐徳
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月別アーカイブ: 2025年10月

北九州市でも注意が必要な“アスベスト(石綿)問題”について

かつて多くの建物に使用されていたアスベスト(石綿)。
耐火性・断熱性に優れていましたが、現在では人体への健康被害が明らかになり、
国の法律で使用・飛散防止・除去工事の方法が厳しく定められています。

北九州市でも、昭和期に建てられた住宅やビル、工場などには、
壁・天井・塗膜・吹付材などにアスベストが含まれているケースが少なくありません。
そのため、解体工事を行う際は、事前調査と適正処理が義務付けられています。

■ アスベスト含有の有無を事前に調査

弊社 株式会社祐徳(ゆうとく) では、解体工事の前に専門機関によるアスベスト調査を実施。
調査結果をもとに、法令に基づいた安全な除去・処分を行っています。

万が一アスベストが含まれていた場合も、飛散防止対策を徹底し、
作業員・近隣住民の安全を最優先に工事を進めます。

■ 安心・安全・法令遵守の解体工事

アスベスト除去作業は、ただの「解体工事」ではありません。
専門的な知識・資格・設備が必要な業務です。
弊社では法令を遵守し、北九州市の基準に沿った施工管理を徹底しています。

“見えない危険”を確実に取り除き、
次の世代が安心して暮らせる環境を守ることが、私たちの使命です。

北九州市で鉄骨造(S造)建物の解体をお考えの方へ

北九州市内でも、工場・倉庫・テナントビルなどの鉄骨造(S造)建物の解体工事のご依頼が増えています。
鉄骨造は、頑丈な鉄骨フレームで組まれているため、切断・分別・重機オペレーションの精度が求められる工事です。

私たち**株式会社祐徳(ゆうとく)**では、
これまでに数多くの鉄骨造の解体を手掛けており、安全性とスピードを両立した施工を行っています。
現場ごとに構造や立地条件を正確に把握し、最適な工法で効率的な解体を実現します。

■ 騒音・振動・粉じん対策を徹底

鉄骨を切断する際に発生する騒音や火花、振動などにも十分に配慮し、
近隣の方々にご迷惑をおかけしないよう養生・安全管理を徹底しています。
安全第一・信頼第一の姿勢で、安心してお任せいただける解体工事を心がけています。

■ 北九州市全域にスピード対応

「倉庫を更地にしたい」「古くなった鉄骨建物を建て替えたい」
そんなお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
現地調査からお見積りまで、迅速・丁寧に対応いたします。

北九州市でRC造(鉄筋コンクリート造)解体工事をお考えの方へ

北九州市内でも、老朽化したマンションやビルなどのRC造(鉄筋コンクリート造)建物の解体が増えています。
RC造は強度が高く耐震性にも優れているため、その分、解体には高い技術力と重機の扱い経験が求められます。

私たち株式会社祐徳(ゆうとく)では、
長年の経験で培ったノウハウをもとに、安全で効率的なRC造の解体工事を行っています。
工事中の粉じん・騒音・振動対策を徹底し、周辺環境や近隣の皆さまへの配慮を最優先に考えています。

■ 現地調査からお見積りまでスピード対応

RC造の解体費用は構造や立地条件により大きく異なります。
弊社では、現地調査を行い、無駄のない最適なプランをご提案いたします。
「北九州市でビルやRC造の建物を解体したい」「老朽化した建物を更地にしたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

■ 安全第一・信頼第一の解体工事

解体は“壊す”仕事ですが、私たちは“信頼を築く”仕事だと考えています。
一つひとつの現場に真摯に向き合い、安心と信頼の解体工事をお届けします。

第23回解体工事雑学講座~アスベスト調査と除去:レベル区分と工程管理 ⚠️🧪~

みなさんこんにちは!
株式会社祐徳、更新担当の中西です。

 

アスベストは“有無の確認”で終わりません。レベル区分で対策と工期、費用が大きく変わるため、調査→計画→周知→実施→記録を一気通貫で設計することが不可欠です。本稿では、戸建〜中規模施設までに通用する現実解をまとめます。🧰

 

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1. 事前調査の進め方 🔍
• 図面・年式・材料名から疑義部位を抽出(吹付材・保温材・成形板・ボード類)。
• 目視+試料採取:想定範囲を過小にしない(二重貼り・改修履歴に注意)。
• 分析結果の反映:レベル1〜3の判定、工程の組み替え(先行除去か封じ込めか)。

 

2. レベル別対策の考え方 🧪
• レベル1(吹付材等):原則除去、負圧養生・集じん・入退室管理・個人防護。工期・費用への影響大。
• レベル2(保温材・断熱材等):除去または囲い込み。機械室・配管周りは動線確保が肝。
• レベル3(成形板等):適切な切断・取り外しと飛散防止。破砕を避け、湿潤化を徹底。

 

3. 近隣と関係者への周知 📣
• 工期・作業時間・高リスク時間帯を明記。
• 監視測定の実施、緊急時連絡フロー。
• 掲示・チラシは平易な言葉と図解で不安を下げる。📝

 

4. 記録とマニフェスト 📸
• 除去量の写真・袋数・重量を一致させる。
• 二重袋・ラベル・保管場所の管理台帳。
• 収集運搬・最終処分までの追跡を残す。

 

5. 事例:1978年竣工・学校校舎の天井材 🏫
• 吹付材の一部改修有。試料採取で含有判明。
• 夜間に負圧ゾーンを設け、動線分離。翌朝の授業に影響しない工程へ。
• 作業中は連続測定、結果を掲示板とWEBで周知。

 

6. まとめ ✨
アスベストは段取りと透明性が鍵。科学的根拠と記録があれば、関係者の不安は最小化できます。次回は木造住宅の解体を“静か・きれい・早い”の型で解説。🏠

 

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第22回解体工事雑学講座~法令・許認可・届出のキホン📜✅~

みなさんこんにちは!
株式会社祐徳、更新担当の中西です。

 

「手続きは後で」──それが最も高くつきます。解体は届出・計画の順番を誤ると着工が遅れ、重機や人員の手配がやり直しに。ここでは、現場が止まらないための法令フローをタイムラインで解説。現地掲示や近隣説明に使える一枚サマリもテンプレ化します。🧭

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1. タイムライン(着工6〜2週間前)⏱️
• 6週前:基本計画、構造種別・規模の確認、アスベスト事前調査の手配。
• 4週前:建設リサイクル法の事前届出準備、分別解体計画の作成。
• 3週前:道路使用/占用の必要性判定、搬出動線のルート設計。
• 2週前:近隣挨拶・掲示、騒音/振動/粉じんの計測計画、ライフライン停止申請。
重要:アスベスト調査結果を起点に他手続きが連鎖します。順番を崩さないこと。🧩

 

2. 主な枠組みと要点 🧰
• 建設リサイクル法:一定規模以上の解体で事前届出と分別解体が義務。工程と分別区分を明記。
• 産業廃棄物管理票(マニフェスト):収集運搬・処分のトレーサビリティ。数量・写真・保管期間。
• 騒音・振動規制:作業時間帯の設定、測定ポイントの設計、苦情時の記録様式。
• 粉じん防止:散水計画、養生シート、防じんマスク、清掃動線。
• 道路使用/占用:ゲート・仮設柵・一時停車の可否。学校時間帯の配慮。
• 労働安全衛生:墜落・重機災害・火気使用の手順、フルハーネスと先行手すり。

 

3. 役割分担(施主/解体会社/行政)👥
• 施主:所有権・境界・ライフライン停止・補助金申請・近隣説明同行。
• 解体会社:手続書類の作成・提出、工程表、現地掲示、計測・記録、マニフェスト運用。
• 行政/警察:届出受理、道路占用・使用許可、指導・立入検査。

 

4. 一枚サマリ(掲示テンプレ)🧾
工事名:〇〇邸 解体工事
工期:〇月〇日〜〇月〇日(9:00–17:00)
責任者:〇〇(連絡先:000-0000-0000)
主な対策:散水による粉じん抑制、防音シート、誘導員配置
高音作業予定:〇/〇・〇/〇の11:00前後
ご協力のお願い:車両移動のお願いをする場合は前日までに連絡します

 

5. 落とし穴と対策 ⚠️
• 道路幅の誤認:実測2.7mで4t不可→搬出コスト増。→事前に実測+近隣車の常駐確認。
• ライフライン未停止:メーター撤去遅れで着工延期。→申請のリードタイム表を事前共有。
• 掲示不備:苦情時に窓口不明。→現場掲示+戸別配布の二重化。

 

6. まとめ ✨
手続きは工程の一部。順番を守れば現場は止まらず、信頼も積み上がります。次回はアスベスト調査と除去を実務目線で掘り下げます。🧪

 

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北九州市で解体工事をお考えの方へ|補助金・費用のポイントを徹底解説

北九州市内で解体工事を検討している方から、「どこに頼めばいいかわからない」「費用の目安を知りたい」「補助金は使えるの?」といったご相談を多くいただきます。
この記事では、北九州市で解体工事を行う際に知っておきたいポイントを、地域密着で工事を行う株式会社祐徳が解説します。

①:北九州市の解体工事で知っておきたい補助金制度

北九州市では、空き家解体や老朽家屋の除却に対して補助金制度が設けられています。
令和6年度(2025年)の制度では、条件を満たすと最大で数十万円の補助を受けられる場合があります。

補助対象の例:
• 老朽化した木造住宅の除却
• 空き家バンク登録物件の除却
• 防災上危険と認められた建物の除却

申請には期限があり、着工前に申請することが必須です。
弊社では、申請書類の作成や現地確認などもサポートしています。

②:解体費用の相場(北九州エリア)

北九州市の木造住宅解体費用は、坪あたり3〜5万円前後が目安です。
ただし、以下の条件で変動します。

条件                                                                          費用が上がるケース

建物構造                                                                  鉄骨造・RC造など重量構造
立地条件                                                                  前面道路が狭い/重機搬入不可
廃棄物内容               アスベストや混合廃棄物を含む場合

費用を抑えるには、事前の現地調査と分別解体の工夫が重要です。
弊社では「安全」「適正価格」「迅速対応」をモットーに、北九州全域で対応しています。

③:アスベスト(石綿)調査義務化にも対応

令和5年10月から、解体前のアスベスト事前調査・報告が義務化されています。
祐徳では、厚生労働省の認定を受けた調査者が現地確認を行い、安全・確実に対応します。

✅ 北九州市内の主な対応エリア
小倉北区|小倉南区|八幡西区|八幡東区|戸畑区|門司区

④:現場事例紹介

【小倉南区 空き家解体工事】
築45年の木造住宅を解体。道路幅が狭く、隣家との距離も近いため、
「防音シート」「散水」「誘導員配置」で近隣トラブルを防止。
3日間で安全に完工しました。

お客様の声:「近所への配慮が行き届いていて安心でした」

⑤:まとめ

北九州市で解体工事を検討中の方は、
✅ 補助金の有無
✅ アスベスト調査対応
✅ 見積の内訳
をしっかり確認することが大切です。

祐徳では、現地調査・お見積り無料で対応しています。
お気軽にお問い合わせください。